こんにちは。いしゆりです。
24歳の時に読んだ、「女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方」を30代になり改めて読んでみました。当時の感想と、ライフステージが変わった今どうなったのか振り返ってみたいと思います。
まずこの本を読んだきっかけですが、24歳社会人4年目の頃残業をかなりしていましたが異動がきっかけで残業時間が激減。
当たり前ですが、月々の残業代がぐっと減りました。当時仕事のストレス発散を買い物で発散することが多く、恥ずかしながら残業代をあてにした生活を送っていました。
しかし残業代はガクッと減ることとなり、色々なことが不安になったのをよく覚えています。
そんな中、たまたま本屋で手にした本が中村芳子さんの「女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方」でした。
この本を読んで大きく変わったことは2つです。
お金に対するアンテナが立っていたのでこの本を手にしたのは必然かもしれません。
- 貯める仕組みの構築
- 未来の自分へのプレゼントを受け取った
同じ本を数年経ち読んでみて、気付きがたくさんあったので記録として残してみようと思います。
貯める仕組みを作れるようになるまで
当時の私はストレス発散のために買い物三昧。
カードの引き落としがとっても不安でした。
お金を貯められるようになるまでに、本から学んだ3つのことを実践しました。
何にいくら使ったか手帳に書くだけでムダがわかる
一体何に日頃お金を使っているのか把握することが大事とありました。
著者は頑張り過ぎは禁物。無理なダイエットが続かないとの同じで、無理な節約もストレスが溜まって続かないとあります。
当時マネーフォワードのような家計簿アプリは利用していなかったため、本で推奨された通り手帳に日々の支払いを書いていくことにしました。
そこで見えてきたのは、日々の細かい出費と衝動買い。携帯のわからないオプション。
不要なオプションは解約!
衝動買に関しては購入後に、満足度をつけましたが半分くらいは満足度が高くない。
買いたいと思ったら一度手帳にメモ、それから本当に欲しいのかどうか会議をするようになりました。
細々した出費は何気なく買っているコーヒーや、仕事中のお菓子。
本当に必要なのか見直すきっかけになりました。
ここでの一番の学びは、あれもこれもダメ!ではなく自分の現状を俯瞰すること。
後々毎日のようにチェックはしなくなりますが、定期的に現状把握をする癖がつきました。
支出のゴールデンバランスを守る
2つ目の学びとしては、予算を決めること。
本の中では住居費、食費、交際費、貯蓄と最適なバランスがありそれを守るのが大事とあります。
私は実家暮らしをしていたため住居費に関しては、本の中で推奨されている値とは若干ずれるものの、
自分なりにそれぞれどの位が最適であるのか設定してみました。
これも今となっては当たり前になっていますが、入ってきた以上に使うことはできなのだからきちんと割振が大事だと感じた瞬間でした。
ただ貯めるだけではダメ、増やす仕組みが大事!
当時も散財しているとはいえ、先取り貯金だけは実はしていました。
会社の財形貯蓄を利用することで、最初からないものとして過ごす。
著者は口座を4つに分けるとしています。
- 生活費口座 →食費や住居費など日常生活に必要なお金を入れる口座
- 緊急用口座 →いざ仕事ができなくなった時に生活できるようにしておく口座
- 特別費口座 →結婚式のご祝儀や旅行代、家電用など毎月はかからないけど年間単位で確保しておく口座
- 増やす口座 →一定期間使わない資金を入れておく口座
当時、財形貯蓄か手元の給与振込用口座しか持たなかった私には生活費口座と緊急用講座そして特別費口座が混在していました。まとまっていれば感覚的には全て使っても良いとなりますよね。散財の原因の一つはおそらくここにあったものと思います。
当時年齢的にも、結婚式に呼んでいただく機会も増えてきて突然の出費が増えてきた時期でもありましたが、特別費という概念を知ってからとても安心できるようになりました。
さらに増やす口座では、現金を貯めておくのではなく、証券口座を開設し投資信託を買ったのは大きな変化でした。
ネットで開設ができネット上で売買ができる。しかも、定期積立を設定することで自動化が可能です。
今でも、積立投資は継続していて順調に資産が増えています。
未来の自分へのプレゼントを受け取った
この本を読んでから、気づけば30を過ぎました。
当時自分のお金に対する知識のなさに衝撃を受けていましたが、
今はお金と上手に付き合えていると思います。
改めてこの本を読んでみてすごく印象に残ったのがこの言葉です。
未来の自分への「とっておきのプレゼント」が貯金だ
30代となった今、このプレゼントをどう受け取ったのか深掘りしてみます。
当時得た知識が今の生活全般を支えている
現在、夫と息子と3人暮らし。あの時、来月の支払は大丈夫か?と心配していた私はもういません。
今では、3人で暮らしていくには、どの位お金が必要で、数年後にどの程度貯めておかないといけない、そういったったことを考えながら家族運営ができているように思います。
当時得た、口座を分ける、金融資産を持つ、支出のゴールデンバランスを守る、これを結婚当初から続けることができいます。
もしあの本を読んでいなかったら?あの時の人事異動がなかったら?
もう少し気づくのが遅かったかもしれないし、家族が増えてから気づくのではライフプランも色々と変わっていたかもしれません。
当時お金に向き合った最大の効果が表れていると思った瞬間です。
人生1度きり、100年時代に突入した今、有意義な使い方ができている?
貯めることができるようになった今、有意義にお金を使うことにアンテナが立っています。
人生一度きり。そして100年時代に突入しています。
みなさんは有意義なお金の使い方をできていますか?
今までの私は、はっきりNoでした。
お金が増えていくことが楽しみとなっていて、自己投資はほとんどできていませんでした。
しかし、今年の行動を振り返ってみると小さなチャレンジとして、Webデザインの講座を受講しました。
勉強するためとしてPCも購入しています。さらに、サーバーを契約しブログの開設をしました。
投資したお金は回収できているわけではないですが、何か踏み出してみるという点で私にとっては大きな一歩です。
踏み出せたのは、20代からコツコツ貯金をしてみて、使っても大丈夫!と思えたから。
今20代の私からのプレゼントを受け取ることができました。
もちろん、まだまだ経験にお金を使うことに躊躇しがち。
これから先も、続けていくことが大事と感じています。
家族としても、今しかできないことに投資をするそれが今後の目標です。
子供とお金と親の使命
子供はお買い物をするときにお金を払うということを最近覚えました。欲しいおやつを買う時に値段と手に握る100円と睨めっこしています。
私自身の経験から、彼の人生においてもお金が良い味方になるように、付き合い方を教えていきたいと思うようになりました。
子供が成人するまでに、自分の力で生きていけるように勉強だけではなく生活力を身につけて欲しいと思っています。
この生活力に含まれるものとして、最初に浮かぶのは稼ぐことが多いのではないかと思いますが、
私はそれだけではなく、上手に使うことにもフォーカスしていきたいです。
おわりに
本を読んで行動したのは、実はこの本が初めてです。
お金はあればいいと思うけど、使えないのは本当にもったいない。そう改めて実感しました。
貯めるだけではなく上手に使い、人生をより楽しく豊かなものにしていきたいですよね。
お金の使い方について考えるきっかけとなれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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